約 3,634,247 件
https://w.atwiki.jp/ljksscenario/pages/169.html
何一つ理解することが叶わず、命を摘み取られる。 そういう運命なのだと、この首を締め上げる黒い魔人は言外に訴える。 「運が悪かったと思って、潔く諦めてくれませんかねえ? あなたがその手に令呪を宿さなければ……いいえ、本来の記憶など取り戻さなければ、私達もいちいちあなたなど気に留めなかった」 魔人の後ろでにたにたと下品な笑みを浮かべる、一人の女。 自分が何故この二人に襲われる羽目になったのか、その理由には未だ理解が及んでいない。 しかし、自らの内側で最も強く奮起する感情は混乱でも、恐怖でも、絶望でも無く。 「手を煩わされる羽目になった私達が詫びてほしいくらいですよ。サーヴァントを召喚していない内に聖杯戦争のライバルを蹴落とせるのはこちらとしても幸いですが……甚振りがいもありますし」 怒り。 その感情の矛先を向けるのは自分を殺そうとする魔人であり、その指示を出したあの女であり、自分をこの窮地に立たせた原因だろう聖杯戦争とやらであり。 しかし、何より怒るべき相手は別にいる。 最も唾棄すべきは、他でもない自分自身。 聖杯戦争。サーヴァント。令呪。それらなんかよりも余程大切な事柄を忘却してしまったまま、僅かでも時間を無為に過ごしてしまった自分自身だった。 彼を忘れてしまった自分を、心から悔いた。 唯一、自分だけが彼を覚えていられたのに。皆が彼を忘れ果ててしまった中、彼と皆を繋ぎ止めるための記憶を自分だけは失くさずに済んだのに。 これで自分まで彼の記憶を、彼との思い出を忘れてしまったら、彼はどうなる。誰が彼を救えるのだ。 「…………取り消、せ」 「はー?」 だから、だからこそ。 絶対に否定しなければならない。 「あいつとの記憶を、思い出さなければよかった、などと、言わせない」 記憶を思い出さなければ良かった、その一言だけは認めない。 この記憶が原因で死を迎えるのだとして、それが本望だとは思わない。 それでも、一時の記憶の喪失を永遠にするのが最良の結末などと微塵も思わない。 彼と出会って、彼と戦って、彼と共にいたから見えた景色だけは、何者にも奪わせない。 会いたくないと言って彼方へと消えた彼を連れ戻すまで、彼の真意を理解するまで――交わった道の先で、彼ともう一度戦うまで。 絶対に無くしてたまるものか。 「諦め、る、か」 記憶も、命も守り抜く。 その未来を掴むための切札は、無い。 しかし、それが何だ。 呼吸もままならず、脱力し始める身体を奮い立たせ、右腕に力を込める。首を絞める魔人の右腕を掴むために、僅かでも右手を近づけていく。 ただの意地。それでも、今の自分に残された最後の手札。 何も失わない未来のために、残された力を振り絞って。 「……あ、がっ」 「諦めてくださぁ~いって言ったの聴こえなかったんですかあ? つーか別に自分語りとか興味ねーってーの、きめえよ」 魔人の腕に込める力が増すと共に、なけなしの力も奪われる。 意識が遠のき始めるのが実感出来る。 また、何もわからなくなるのか。 記憶も命も、ここで無くしてしまうのか。 もう、彼との再会は叶わないのか。 「もう飽きまーしたー。アサシン、やっちゃっていいよ」 これが、敗者の結末か。 仲間との絆を掲げられず、無力な人間として消えゆくこの様を晒した挙句の、絶望。 孤独の中に再び堕とされたまま、死ぬのか。 「あっ……ア、イチ……――」 こんな形で、櫂トシキは―― ◇ ◆ ◇ 記憶。 その一言だけで、きっと十分だったのだろう。 ◆ ◇ ◆ ぐしゅ、と音が鳴った。 それと同時に櫂の首を拘束する力が消え、身体が地面の上に落ちる。 咳き込みながら見上げた先で、黒の魔人が苦しげに呻いていた。その胸から突き出すのは、一本の矛先。 誰が、何をしたというのか。そんな疑念に駆られるまま視線を動かした先に立っていたのは、握った白槍で黒の魔人を貫く、もう一人の白の魔人。 いや、違う。その姿は、まさしく騎士。 そして櫂は、無意識の内に、呟いた。 「――――ブラスター・ブレード……?」 全く異なる存在であるのは一目瞭然のはずなのに。 何故か、あの光剣士の姿を櫂は連想していた。 「あっ……アサシン、そのサーヴァントを殺しなさい! 宝具を使ってもいいから!!」 呆然と立ち尽くしていた女が我に返り、震えた声で魔人に命令する。 反応するようにアサシンと呼ばれた魔人は右手を振りかざし、白い騎士に裏拳を叩きこもうとする。 それは、届かない。槍を握らない左手に受け止められ、その拳が万力の如き握力に圧し潰された。 痛みと恐れから逃れるように飛び退いた魔人は、しかし騎士の槍に幾度も斬り付けられ、薙いだ一閃に蹂躙される。 魔人の悲鳴。槍に裂かれる風の音。それらを上回るほどの勢いで響くのは、騎士の雄叫び。 地力が違い過ぎる。 自らの肉体を直接戦わせることを本分とするわけではない櫂にすら理解出来る格差が、そこにはあった。 今、櫂も含めた何者もが白い騎士に恐怖を抱いている。 それでも尚、黒い魔人は屈しない。 全力の後退により五メートルは距離を置いた魔人の右の掌に、淡い光に包まれた短刀が現れる。騎士へと刃先を向けた短刀の纏う光は、妖しく、眩くなっていく。 もしや、あれが宝具とやらか。あの光が弾けた時、果たして何が引き起こされると言うのだろうか。 固唾を呑んだ櫂が恐れる未来。それは、しかし到来することが無い。 「クラッシュ、イントルード」 白い騎士が何事か口にすると共に、その身体が激しい光へと変わる。 光は一直線の奔流となり、魔人との間の距離を一瞬の内にゼロとして、そのまま魔人の身体を呑み込んだ。 がががが、と大地を砕く轟音を響かせ、二者を包む光は遥か向こう側まで突き抜ける。 そして光が消えた時、立っていたのは白い騎士。 黒の魔人の身体は、弱々しい光と共に消えゆく。 紛れもなく、白い騎士の勝利だった。 その余韻に浸ることも無く、魔人の亡骸に目もくれず、騎士は櫂達の下へと歩みを進める。 その双眸が、紅く昏く光る。片手の指先に、血が滴っていた。 「や、いやぁぁっ……!」 威勢も何もない情けない声を上げ、女は脱兎のごとく駆け出した。 もう彼女が刃向かってくることは無いのだろう。顎を恐慌に振るわせた彼女の姿から、櫂はそんな連想をした。 ……尤も、誰に刃向かわれたところで抵抗する体力など無いのだが。 理屈は全く分からないが、あの白い騎士が戦闘行為を行うのと並行するように疲労感が増した実感がする。何であれ、身体は満足に動いてくれそうにない。 あの騎士の次の標的が自分だとしたら、今度こそ終わりだ。 結局、運命は変わらないのだろうか。 騎士が、目の前に立った。 「……?」 そして、騎士の肉体は大気の中に溶けていく。 櫂の身体に何一つの危害を加えることなく、何処へと消えていった。 言葉を何も語らなかった騎士の真意は、櫂には分からない。 ただ、櫂トシキは命拾いをしたという結果だけが残された。 「くそ……」 助かった。 それを理解すると共に、意識が再び遠のいていく。緊張の糸が切れたというやつか。 結局、自分は未だ状況に振り回されてばかりだ。 恐らく今ここで死ぬわけではないだろう。ならば、為すべきことは目覚めた後にすればいい。 今、自分は何に巻き込まれているのか。聖杯戦争とは何なのか。この事態は先導アイチの件と何らかの関係があるのか。 速やかに知らねばならないことが、沢山あるのだ。 それに。 「奴は、一体」 あの白い騎士は何者で、どうして自分を護ってくれたのか。 あらゆる疑問に囚われたまま、櫂トシキは一時の眠りへと堕ちていく。 ◇ ◆ ◇ これ以上失うものなど、もう無い。 ならば為すべきは、彼の思い出を守り抜くこと。 この身の全てを投げ出して、砕け散るまで戦うのみ。 絶対に逃げない。絶望など、もうさせない。 【クラス】 バーサーカー 【真名】 テッカマンブレード@宇宙の騎士テッカマンブレード 【パラメーター】 筋力:B+ 耐久:B+ 敏捷:A++ 魔力:B 幸運:E 宝具:B+ 【属性】 秩序・狂 【クラススキル】 狂化:C 理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。 バーサーカーの場合、パラメーターの向上は宝具『永遠の孤独』の常時解放という形に昇華されている。 【保有スキル】 自己改造:B 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。 戦闘続行:A 名称通り戦闘を続行する為の能力。 決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。 憤怒:A+ 全ての記憶を失った男を最後まで戦い抜かせた、ラダムへの怒りと憎しみ。 その感情は、狂戦士となったことにより極限の勢いで燃え盛っている。 ラダムを彷彿とさせる「人に仇なす怪物」と対峙した時に限り発動するスキル。 対象へと行う攻撃行動に大きな有利判定を得られる他、他者からの非攻撃的干渉(呪術、能力低下作用など)の一切を無効化する。 それは、自らのマスターからの令呪による制約すら例外ではない。 仮面の下の涙:- バーサーカーは自らのマスターとのまともな意思疎通をしていないにも関わらず、必ずマスターを最優先で守ろうとする。 その真意はマスターを含めた何者にも理解出来ない。当のバーサーカーも、自らの真意を言葉にすることが叶わない。 ただ、このこととは全く別の話を敢えて一つだけしておくならば。 マスターである櫂トシキは、バーサーカーの前で、「大切なメイトとの記憶を失いたくない」と願った。 【宝具】 『永遠の孤独(ブラスター・ブレード)』 ランク:B+ 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大補足:1人 侵略生物ラダムが人間の肉体の改造によって創り出した生体兵器テッカマンの一人、テッカマンブレード。 予期せぬ状況に適応するため、テッカマンブレードが第二段階の進化――ブラスター化を人為的に成し遂げたブラスターテッカマンとしての姿が宝具である。 第一形態の宝具『罪という名の仮面(テッカマンブレード)』の強化型であり、テッカマンの能力の飛躍的な向上として幸運以外のパラメータが上昇する。 『狂戦士』のクラスで召喚された結果、バーサーカーはこの宝具を常時解放した状態となっている。 主な武装は近接戦用の槍・テックランサーと、テックランサーを回収するための鋼線・テックワイヤー。 その他クリスタルフィールドを纏っての高速突撃・クラッシュイントルード、そして体内のフェルミオンエネルギーを一気に放出する必殺技・ボルテッカを攻撃手段とする。 ブラスター化に伴い、テックランサーは先端から通常のボルテッカに匹敵する反物質砲を放つことが出来るようになる。 そして強化された最終必殺技・ブラスターボルテッカは周囲一帯を焦土に変えてしまうほどの破壊力を誇るが、魔術の素養の無いマスターの下で発射するのは大きな危険を伴う。 なお、当然ながら現時点でバーサーカーの理性はほぼ完全に消し飛んでいる。 【weapon】 上記の武装及び技 【人物背景】 侵略生物ラダムによって肉体をテッカマンへと変えられた青年。 家族と仲間を奪ったラダムへの憎しみに身を焦がしながら、彼は幾度となく戦い、傷付いていく。 かつての大切な人間を自らの手で討つ苦しみ、力の代償として自らの記憶の何もかもを忘却する哀しみ。 「――Dボゥイも相羽タカヤも今ここで死んだ! 俺はテッカマンブレードだ!」 その果てに彼は全てのラダムを討ち滅ぼし、そして彼の自我は完全に壊れた。 全てを終えた後、ようやく得た安らぎの時間の中で彼は失った思い出を少しずつ取り戻す―――――――――こともなく、残された生涯を終えた。 Dボゥイ、相羽タカヤ。その名前に皆が込めた本当の意味を、遂に理解しないまま。 【サーヴァントとしての願い】 ――――。 【マスター】 櫂トシキ@カードファイト!!ヴァンガード 【マスターとしての願い】 先導アイチとの再会。 【weapon】 特に無し。 強いて言うならばヴァンガードファイトのデッキ。 ただし「ブラスター・ブレード」のカードは立凪コーリンに敗北した際に失われている。 【能力・技能】 少なくとも、超能力の類は持っていない。 【人物背景】 「孤高のヴァンガードファイター」と呼ばれていた少年。 先導アイチと出会い、仲間を持つことを強みとする彼に大きな影響を受ける。 そのアイチが人々の前から消えてしまったことで、彼を取り戻すための戦いへと身を投じた。 レギオンメイト編第16話(シリーズ通算では第179話)終了後からの参戦。 先導アイチとリンクジョーカーに関わる真実を、まだ知らない。 【方針】 まず、自分が今どういう状況に置かれているのか理解する。 【備考】 聖杯戦争については現時点でほぼ全く理解していません。 ただし、対峙した敵マスターから「聖杯戦争」「サーヴァント」「令呪」などの単語だけは聞きました。 候補作投下順 Back 虐げられた者たち Next ロイ・マスタング&ランサー
https://w.atwiki.jp/godworldofvalkyrie/pages/83.html
バーサーカー 基本情報 戦闘そのものの魔力に魅入られた狂戦士。 スイッチが入ると、敵見方の区別なく殺しまくる。 属性 進化段階 進化事故 合体 クール 2段階 なし なし 取得方法 リュカオンとバーバリアンの合体で入手 スキル スキル1 詳細 発動率 バーサーク 狂戦士と化す。自身の攻撃力を100%アップ 開戦時20% スキル2 詳細 発動率 - - - ステータス 進化段階 レアリティ カードコスト 攻撃力 防御力 兵士数 売却額 - N 17 2150〜 1650〜 1200〜 100 ★ HN 20 2365〜 1815〜 1320〜 160 進化後カード ★
https://w.atwiki.jp/naoya-card/pages/380.html
直也ゲームバーサーカー 直也 水属性 コスト2 水直也 1ターンに1度、直也ゲームできる。勝った場合。相手の直也をすべて破壊する。負けた場合、場の直也をすべて破壊する。 [Nプラス 【直也ゲーム】直也]この直也のコストは1になる。 アタック/7000 効果付与
https://w.atwiki.jp/infinityclock/pages/89.html
真庭鳳凰は、その存在を目にし、心よりの戦慄を覚えた。 それと同時に自らの幸運を喜び、打ち震えた。 この英霊を従えることが出来るのならば、聖杯をめぐる激戦に勝利することだとて夢ではないと、そう思った。 この世のどんな鎧よりも禍々しい甲殻は、断じて見てくれだけの張りぼてなどではない。 物の怪の類に列挙するしかないであろう異形の躰を軋ませる姿に、神と呼ばれた男をして背筋を粟立せずにはいられない。 滲み出る闘気に見境はなく、現にこの狂戦士は今、主であるおのれとすら事を構えたがっているように見えた。 「問おう」 地の底から響くような声は、しかしその重さに反して喜悦の色を帯びていた。 鳳凰は、この英霊が何を望み、何を喜んでいるのかを既に理解し終えている。 武人であれば誰もが当然に持ち得る、強者と戦いたいという欲求。 卑怯卑劣、権謀術数を生業とする鳳凰には無縁のものであったが、そういった思いを抱くのはごく当然のことだ。 鳳凰が思うに、この英霊はその欲求が他者のそれに輪をかけて強いのだ。 まるで己が生命はおろか……魂までも、全てが戦うことの為だけにあるとでも言うかのように。 「此度の宴に我を呼び寄せ、走狗とするのを望んだのは――貴様か」 「然り。我が名は真庭鳳凰。聖杯を求め、おぬしをこの地へと召喚した」 狂的な執念を気迫として溢れ出させるその姿を目にすれば、常人など小水を垂れて膝を屈することだろう。 しかし鳳凰は臆することなく彼へ向き合い、恐れなどおくびにも出すことなく問いへ答える。 畏怖の念は確かにあったが、彼はそれに押し潰されて平伏すほど矮小な人間ではない。 どれほどの存在であろうとも駒は駒。 自分を高みへ導く為に呼び寄せたものを賞賛こそすれど、それに屈服するのは道理が通っていない。 そこはやはり、長年に渡り曲者揃いの忍軍を率いてきた頭取の貫禄といえるだろう。 「ならば良し。此の闘争、我は貴様の望むがままに武勇を奮おう」 喜悦の色はよりはっきりとしたものになりつつあった。 考えるまでもなく当然のことだ。 聖杯戦争は古今東西、あらゆる時代と世界から選り取り見取りの英雄豪傑を呼び寄せ、殺し合わせる儀式である。 そこに如何ほどの強者が集結するかなど想像に難くはなく、より激しく苛烈な戦いを所望する者にとって、聖杯戦争はまさしく楽園と呼ぶに相応しい宝の山に違いない。 鳳凰が召喚したこの英霊は、見た目の通りに人ならざるものだ。 幽世ともまた異なった、星の彼方より来たりし侵略者。 英霊の種別は狂戦士――最も強力であるが、最も扱いの困難とされる曲者だ。 しかしながら、戦闘狂いと種が割れているなら話は早い。 要は適材適所の理論である。 戦鬼である彼を前線へ出しつつ、自らは影に徹して闇討ちを行い敵の頭数を減らす。 英霊と使役者の双方の腕前が確かであることが大前提となるが、そこについては問題などあるまい。 真庭鳳凰はしのびである。それも、最強と呼んでもいい域の。 暗殺者の英霊にすら悖らない技と力を併せ持つ我ならば、決して他の使役者に遅れを取ることはありえない。 慢心でも過信でもなく、事実として鳳凰はそう考えていた。 彼の戦いに誇りはない。 そもそも、しのびとはそういった概念とは無縁の生き物である。 (そうだ――我は、勝たねばならん) 真庭の里の復興。 真庭忍軍の頭として、自分以外にそれを成せる者はよもや居るまい。 そしてこの戦争へ勝利することがもし叶えば、その悲願は遂げられる。 真庭の歴史は今後も途絶えることなく永久に続き、没落の底から這い上がって再び歩み始めるのだ。 その為ならば、子女であれ殺そう。 老人であれ友人であれ、たとえ己の親であれ。 一切の例外なく全てを殺し、殺し、殺し、殺し――その生命を贄に、古の願望器を降臨させようではないか。 杯に満たされた美酒を嚥下する光景を想像し、鳳凰は弧状に口元を歪めた。 召喚の余韻として右腕の令呪が発し続ける痺れるような痛みですら、自分を賞賛しているように感じる。 一方で彼の召喚した狂戦士もまた、こらえ切れぬほどの喜びに打ち震えていた。 「感じる――感じるぞッ」 感じる。 この都に集まり、蠢く強者の波動を。 自分はこれから彼らと矛を交え、壮絶な闘争を繰り広げるのだ。 アークスとはまた異なった趣と新鮮さをもって、その闘いは自分を満たしてくれることだろう。 そう考えれば考えるほど高揚は際限なく膨れ上がっていく。 「さあ始めようか、猛き闘争をな!」 号砲は高らかに鳴り響いた。 これより、彼らの聖杯戦争は幕を開ける。 神と呼ばれた鳥は願いを求めて闇を駆け。 巨躯から分かれた戦鬼は闘いを求めて猛り狂う。 その在り方は決して交わることのないものであったが―― それでも、彼らは強い。 戦の達人と呼ぶべき主従が、狩場の街を俯瞰して嘲笑っていた。 【クラス】 バーサーカー 【真名】 ファルス・ヒューナル@ファンタシースターオンライン2 【パラメーター】 筋力A+ 耐久C 敏捷B+ 魔力A 幸運C 宝具A 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】 狂化:B 全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。 【保有スキル】 単独行動:A マスター不在でも行動できる。 ただし宝具の使用などの膨大な魔力を必要とする場合はマスターのバックアップが必要。 変化:A+ バーサーカーはより凶暴かつ、破壊的な形態へと自らを変化させることが出来る。 ただしそうなった彼はこれまで以上に容赦なくマスターの魔力を食い潰しながら戦闘するため、諸刃の剣である。 ダーカー:EX あらゆる惑星、地域に現れる正体不明の敵性存在。 ファルス・ヒューナルはその大元である【巨躯】の化身である為、最高ランクとなっている。 ダーカーは浸食と呼ばれる概念の力を有し、この力を用いた攻撃は一時的に相手の最大HPを減少させ、一定時間の間癒えることのない手傷を与える。 ダーカーは必ず身体のどこかに赤いコアを持ち、皆共通してこれを弱点とする。 それ以外にも光属性の攻撃を特効として受けるため、聖女・聖人系の英霊は彼との戦いで有利に立ち回れるだろう。 【宝具】 『星抉る奪命の剣(エルダーペイン)』 ランク:A 種別:対人宝具 触れるものを微塵に切り裂くと謳われる禍々しい鋭刃。 エルダーペインは敵を斬る際、刀身からその生命力を吸い上げる特性を持つ。 つまりバーサーカーは敵手を斬れば斬るほど、殺せば殺すほど、この剣によって万全の状態へと近付いていくのだ。 またバーサーカーが打倒された時、この宝具は消滅せず『ドロップアイテム』としてその場に残る。真名解放の概念を持たない宝具ではあるが、英霊であるなら誰が握ってもその真価を引き出すことが可能だろう。 【weapon】 『星抉る奪命の剣』 【人物背景】 ダーカーを統べる存在と言われる、作中におけるボス的存在『ダークファルス(DF)』の一体。 かつて猛威を奮っていたが、四十年前の闘いで敗北し辺境の惑星ナベリウス遺跡に封印される。しかしストーリー開始後ゲッテムハルトにより復活させられたことで彼を宿主として今代に復活。 手始めにアークス達と激闘を繰り広げた後、封印された本体を引き摺り出して復活し、再び【巨躯】としての肉体を取り戻すに至る。尤も、完全な復活にまでは未だ至っていないらしい。 『ファルス・ヒューナル』という人形形態とDF『巨躯』としての形態を持ち、【巨躯】として顕現した場合には巨星に匹敵する膨大な規模を誇る超巨大生命体として顕れる。 尤も電脳世界という特異な空間に召喚されたこと、マスターの存在という枷があることが災いして、ヒューナル以降への変身を行うことは現状不可能。 【サーヴァントの願い】 聖杯に興味はない。ただ、猛き闘争を望んでいる 【マスター】 真庭鳳凰@刀語 【マスターとしての願い】 真庭の里の復興 【weapon】 素手 【能力・技能】 様々な忍法と鍛え抜かれた身体能力を駆使して戦闘する。 【人物背景】 没落に向かいつつあるしのびの一軍、『真庭忍軍』の頭取を務めるしのび。 それぞれが生物の名を冠している真庭忍軍の中で唯一実在しない動物の名を持つ男。通称『神の鳳凰』。 今作では毒刀・鍍に意識を乗っ取られるよりも前からの参戦で、毒刀はそもそも所持していない。 【方針】 バーサーカーを上手く扱いつつ、確実に聖杯に近付く
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/898.html
autolink() FS/S03-027 カード名:“神話の英雄”バーサーカー カテゴリ:キャラクター 色:緑 レベル:2 コスト:3 トリガー:1 パワー:9500 ソウル:2 特徴:《サーヴァント》?・《武器》? 【自】アンコール[あなたの山札の上から1枚をクロック置場に置く](このカードが舞台から控え室に置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、このカードがいた枠にレストして置く) ─────天の鎖よ─────! レアリティ:RR illust.TYPE-MOON WS初のコスト3キャラ。 レベル2ながら、レベル3キャラとも十分渡り合える戦闘力を持つ。しかし重い。 デッキトップを飛ばすとアンコールするというのは、一見、既存アンコール条件の中でも破格の内容。 ストックも手札も一切消費していないため、展開を全く阻害しない。 また、クロックが1増えるのも「殺られる前に殺れ」というスーサイド理論からすれば大した問題ではない。 ただ、この効果でCXが落ちたりなんかすると全く笑えない。そういう意味では微妙に使いにくい能力である。 また、このカードはあくまでレベル2である。 逆にバウンス・除去する手段もレベル2までなら事欠かないので、それらの対象にされると1/2のキャラ以上に涙が止まらなくなる。 パワーも高いとは言え、所詮2/2バニラ+500。これ一枚だけでそこまで強引な力押しができるわけではない。 相手の応援・パンプ次第ではあっさり超えられるため過信しないように。 反面黒衣の桜や元気いっぱいのイリヤ、耳掃除や暗黒議会などのレベル1の早出しギミックの対象としては最高点をつけられる性能だろう。 倒しても倒しても蘇るその様は、原作さながらである。 尚、スタンダード環境であればこのカードのアンコールを回復テキストによって実質2コストアンコールに変換してくれる上、 レベル応援によって+1000の狙える守護騎士シャマル&守護獣ザフィーラはなかなか良い相棒になってくれる。 アンコールコストが辛ければ自身のマスターである“残虐ちびっ子”イリヤ等を頼ってみるのも手だろう。 それにしても場面がバーサーカーがギルガメッシュに負けている場面とは… フレーバーのセリフはギルガメッシュの発言である ・関連ページ 「バーサーカー」?
https://w.atwiki.jp/tokyograil/pages/54.html
東兎角&バーサーカー ◆huhjqa4LDA 懐かしい光景が目の前に広がっていた。 テーブルに向かう一人の女性の姿。 今はもういない、優しかった母さん。 肉親の為に必死に内職をして。 僕を養う為に必死にその身を削って。 母さんは、過労で倒れた。 帰らぬ人となった。 砂場で遊ぶ小さな子供がいた。 ――――――僕だ。 何も知らなかった、純粋なかつての僕。 母の仕事の帰りを無心で待ち続ける僕。 僕は母さんからずっと教えられてきた。 誰かの為に尽くせる、優しい子になってくれと。 僕は皆を守る為に戦おうとしていた。 だけど、結局は何も守れなかった。 大切なものを天秤に掛けられず、結局は自分だけのことを考えていた。 母さんも、僕も、同じだった。 自分を削ってまで周りに尽くしたのは、優しいからじゃない。 誰かを失うことが怖かったから。 結局は、自分自身の為だけに頑張っていたんだ。 僕は、ずっと僕自身を守る為に戦っていた。 自分の性を悟ってしまった僕は。 一人ぼっちで、脳漿の記憶の隙間を彷徨い続けた。 時間の感覚なんてものは無い。 行く宛も無いまま、歩き続けた。 そして僕は、未知の光に触れた。 その時、僕は僕の未来を悟る。 ああ、そうか。 まだ僕■、休めない■か。 戦わ■ちゃ■■ないの■。 僕■力■あ■から、戦■なく■■ならな■。 何か■守■為■―――――――――― 意識が狂気に浸されていく最中、僕は理解した。 強さこそが、力こそが、戦う運命そのものだということを。 ◆◆◆◆◆ ◆◆◆◆◆ 少女―――――東兎角は、暗殺者だ。 暗殺者一族『東のアズマ』の一人娘。 幼い頃から暗殺者としての技術を徹底的に叩き込まれた。 暗殺者の養成学校においても周囲が一目置く程の能力を備えていた。 そんな彼女の運命を変えたのはとある学園への編入だった。 ミョウジョウ学園、10年黒組。 暗殺者の集められた特別クラス。 黒組に混じっている『標的』を暗殺した者には望む報酬が一つ与えられる。 だが、兎角は『標的』を、一ノ瀬晴を守る為に戦った。 何故守ろうとしたのか、当初は兎角自身も解らなかった。 だが、彼女は次第に自分が晴に惹かれていることに気付き始めた。 日向の世界の存在である晴を守ることを固く決心していた。 そんな中、兎角は一つの真実を知る。 晴が「他者を無意識に魅了し、惹き付ける」――――女王蜂の能力を持つということを。 晴は疑念を抱いた。兎角はその能力に操られ、自分を守っていたのではないかと。 兎角自身もまた同様。自分が晴の操り人形に過ぎなかったのではないかと、疑念を抱いた。 そして、兎角は決断した―――――晴の暗殺を。 自らの手で晴を殺害する。 それこそがたった一つの道であった。 自分が晴を守ったのは、自分自身の意思であるという証明の為の。 真に操られているのならば、自分は晴を殺すことが出来ない。 兎角は、自分自身の信念の為に暗殺を決行し。 暗殺を完遂した。 晴への想いを、心の底から自覚した。 『おめでとう東兎角さん。貴女が黒組の勝者となりました』 黒組の主催者である理事長の賞讃の言葉が耳に入る。 『標的』を、一ノ瀬晴の暗殺に成功した。 東兎角は、黒組の勝者となった。 だが、もう兎角の望みは。 彼女が最後にたった一つだけ抱いた願いは。 『もう叶わない。私の、願いは――――――――――』 初めて抱いた、一人の少女としての感情。 止め処ない涙で視界が歪む最中。 兎角は、『紅い満月」を目の当たりにした。 故に彼女は、この舞台へと降り立つ。 兎角の目の前に立っていたのは、一人の少年だった。 辿ってきた運命を否応無しに想起させる白い髪。 内なる姿を隠すかのような眼帯のマスク。 禍々しくもどこか疲弊した、赫色の瞳。 兎角がその姿から連想したのは、刃だ。 自分と同じ、戦うことを定められた剣。 戦いの宿命から、運命から逃れることを許されない―――――一振りの刃。 「お前が、私のサーヴァントだな」 兎角は確認する様にそう呟く。 相対する少年は何も答えない。 否、答えられる程の思考能力を持たない。 バーサーカー。 『狂戦士』のサーヴァント。 聖杯の知識によって情報は得ていた。 彼らは理性の多くを奪われ、意思疎通の能力を失っている。 目の前に立つ少年もまた例外ではないらしい。 彼の返答が返って来ないのも兎角の予想通りであった。 故に兎角は意に介さず、自らの決意を改めて固める。 兎角の願いはただ一つ。 一ノ瀬晴を救うこと。 自らの手で命を奪った少女を救う。 それこそが暗殺者の抱いた、たった一つの願い。 自分自身の為に戦うことを決意した、少女の祈り。 故に必要以上の言葉は交わさない。 そんなものは必要ない。 自分は戦える。目の前の少年も戦う意志を備えている。 ただそれだけで十分だ。 ――――私は己の為に戦う。 迷いは無い。躊躇など無い。 自分はもう人を殺せる。 既にこの手で、彼女を『殺した』のだから。 覚悟はとうに、出来ている。 「――――――勝つぞ、バーサーカー」 暗殺者の瞳に、決意/殺意の焔が灯った。 【クラス】 バーサーカー 【真名】 金木 研(カネキ ケン)@東京喰種 【ステータス】 筋力C+ 耐久D 敏捷B+ 魔力E 幸運E 宝具D 【属性】 中立・狂 【クラススキル】 狂化:D++ 筋力と敏捷のパラメーターを1ランクアップさせるが、 言語能力の多くを失い、複雑な思考が難しくなる。 【保有スキル】 喰種:B++ 人を喰らって生きる怪人、喰種(グール)。 カネキは人間から喰種へと転じた極めて異質な存在である。 そのため喰種特有の『赫眼』が左目のみに発現している。 人間を凌駕する生命力、再生能力、身体能力を兼ね備える。 また人間を生命の糧とし、人肉を喰らうことで再生能力および身体能力の向上・魔力の回復が行える。 その代わり珈琲以外の人間の飲食に対し極めて強い拒絶反応を抱く様になる。 見切り:B 敵の攻撃に対する回避の成功率がアップする。 敏捷値に若干の補正も与えられる。 戦闘続行:B 喰種としての強靭な生命力。 瀕死の重傷を負ってなお戦闘を行うことが可能。 ある程度の苦痛に対する耐性も兼ねている。 精神汚染:E(A++) 喰種と人間、双方の精神と肉体を兼ね備える歪な存在。 通常時はEランクだが、カネキの精神状態によって変動を繰り返す。 後述の宝具「百足」の解放時にのみランクがA++まで上昇する。 【宝具】 「暴食の牙(リゼ)」 ランク:E 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:10 喰種の持つRc細胞によって形成される補食器官「赫子(かぐね)」。 種別は攻撃力と再生能力に特化した「鱗赫(りんかく)」。 カネキの腰の部分より伸びる複数の鉤爪状の触手として形成される。 赫子はカネキの意思で自在に動き、あらゆる敵を無慈悲に引き裂く。 この宝具はカネキの喰種としての力と意識を引き出す為、発動中は精神汚染スキルのランクが上昇しやすくなる。 「百足(ムカデ)」 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:10 喰種同士の共食いを行った者が稀に発現する進化形態「赫者」としての能力。 右腕に百足を連想させる獰猛な赫子を形成し、全身に赫子と同じRc細胞による装甲を身に纏う。 更に筋力・敏捷を1ランクアップさせる。 凄まじい機動力と回避能力、そして百足の赫子を駆使し、眼前の敵を徹底的に攻撃する。 しかしこの宝具の発動時には精神汚染スキルのランクがA++まで上昇。 唯でさえ不安定なカネキの精神は凄まじい勢いで暴走、荒廃していく。 【weapon】 宝具及び喰種としての身体能力。 【人物背景】 上井大学国文科の大学一年生。東京の20区で一人暮らしをしている。 読書好きの大人しい性格。内気で優柔不断な一面も。 自己犠牲精神とも言える優しさを持ち、全てを一人で抱え込む傾向が多い。 元々は普通の人間だったが、喰種の臓器を移植されたことで半喰種となってしまう。 当初は自らの喰種としての性を必死に否定していたが、 喫茶店「あんていく」の店長・芳村や霧島トーカなど他の喰種との交流を経て 「喰種と人間の双方の世界にいる者」として生き方を模索する様になる。 作中中盤、喰種集団「アオギリの樹」幹部であるヤモリから受けた凄惨な拷問を経て喰種として覚醒。 ヤモリの撃破後は「あんていく」の面々に別れを告げ、20区を去る。 その後の半年間は仲間の喰種達と行動を共にしていたが、トーカとの再会等をきっかけに「あんていく」へ戻ることを宣言。 しかし「あんていく」が喰種捜査官に侵攻されていることを知り、カネキは戦いの渦中に飛び込む。 喰種捜査官を次々と戦闘不能にしていくも、最強の喰種捜査官である有馬の前に完敗。 散っていく中で「今まで他人の為ではなく、自分自身を守る為に戦っていた」という自らの性を悟った。 【サーヴァントとしての願い】 ――――――。 【方針】 戦う。 【マスター】 東兎角@悪魔のリドル 【マスターとしての願い】 一ノ瀬晴を救う。 【weapon】 ナイフ:近接戦闘用のナイフ。 投げナイフ:投擲用のナイフ。複数本所持。 仕込みスタンガン:ブーツの踵に仕込まれたスタンガン。 【能力・技能】 暗殺者としての卓越した技能を備える。 身体能力に優れ、刃物や銃器の扱いに長ける。 戦闘で用いるのは主にナイフ等の身軽な武器。 「人を殺せない呪い」を克服している為、殺人は問題なく遂行可能。 ただし能力的には常人の範疇に過ぎない。 【人物背景】 「東のアズマ」と呼ばれる暗殺者一族の娘。15歳。 暗殺者の養成学校である私立17学園からミョウジョウ学園の10年黒組に転入した。 暗殺者が集められた黒組にて『標的』である一ノ瀬晴に惹かれ、彼女を護る為に戦う決意をする。 性格は冷静沈着で馴れ合いを好まず、ぶっきらぼうな一面も目立つ。 晴と共に黒組の暗殺者達を退け続けたが、 作中終盤に晴が「他者を無意識に魅了し惹き付ける能力」の持ち主であることが判明。 兎角が自分を護ってくれたのは能力に操られていた為ではないかという晴の疑念を払うべく、 そして自らの意思を照明すべく兎角は晴の暗殺を決意する。 己の手で晴の心臓にナイフを突き立て、晴を護ろうとしたのは本心であることを証明した。 晴を殺害し、『黒組の勝者』となった直後に紅い満月に導かれた。 アニメ版において晴は奇跡的に生還しており、所謂パラレルルート。 【方針】 あらゆる手段を駆使して勝つ。 暗殺、闇討ち、奇襲、どんな手も厭わない。
https://w.atwiki.jp/winterfate/pages/92.html
東京の下町にある、平凡な交番。その前に、1台のパトカーが停車した。 そこから、一人の中年警官が降りてくる。 パトカーから警官が降りてくるのは、当たり前のことだ。 しかしこの場合は、異様な光景であった。 その警官は顔中に血管を浮かび上がらせ、両手に銃を持っていたのだから。 交番の中にいた警官たちが戸惑いを見せる中、中年警官は銃を乱射しながら叫ぶ。 「両津はどこだ! 両津のバカはどこに行った!」 「聖杯戦争に参加するといって、冬木市に行きました!」 ◇ ◇ ◇ 「うーむ……」 ほぼ同時刻、冬木市内のとある公園。 着慣れた制服の代わりに革ジャンを着込んだその男は、ベンチに腰掛けてなにやら唸っていた。 彼こそが両津勘吉巡査長。「早撃ち両さん」「始末書の両さん」などの異名を持つ、亀有公園前派出所の名物警官である。 「もっと面白おかしいゲームだと思っていたんだが、死人が出るのも珍しくない戦いなのか、聖杯戦争ってやつは……。 これは認識を改めないといかんな」 「まあそう深刻になるなって、マスター」 両津にそう返すのは、先刻彼が召喚したサーヴァントだ。 容貌は逆立った短髪にきりりとした目つき。まるで典型的な少年漫画の主人公のようである。 「要するに全員殺せばいいんだから!」 「馬鹿野郎! できるか、そんなこと! こっちは曲がりなりにも警察官だぞ! 人殺しになるのはごめんだ!」 爽やかな笑顔で言い放つサーヴァントを、両津は青筋を立てて怒鳴りつける。 「サーヴァントを倒すのは、まあよしとしよう。お前らはもともと死人だからな。 だが、マスターを殺すのはなしだ。サーヴァントだけを脱落させることで優勝を狙う」 「つまり、皆殺しだな!」 「何をどう聞いてればそうなる!」 再び怒鳴る両津だったが、サーヴァントの方はまったく堪えた様子がない。 顔に爽やかな笑みを浮かべたままだ。 「まったく、歴史嫌いのわしでも知ってるような大物が来たときにはラッキーだと思ったのに……。 まさかヤマトタケルが、こんないかれたやつだったとは……」 顔を青ざめさせながら、頭を抱える両津。 そう、彼のサーヴァントはヤマトタケル。 日本において抜群の知名度を誇る英霊である。 しかし……。 「まあ、しょうがないっすよ。俺、バーサーカーで狂化スキルついてるし!」 「誇らしげに言うんじゃない!」 そう、バーサーカーで召喚された結果、古の英雄は爽やか殺戮マシーンと化してしまったのであった。 【クラス】バーサーカー 【真名】ヤマトタケル 【出典】「古事記」「日本書紀」 【性別】男 【属性】混沌・狂 【パラメーター】筋力:A 耐久:B 敏捷:C 魔力:C 幸運:D 宝具:A+ 【クラススキル】 狂化:D 理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。 ヤマトタケルの場合ランクが低いので言葉を話すことは可能だが、まともな会話は成立しない。 【保有スキル】 対英雄:D 英雄を相手にした際、そのパラメータをダウンさせる。 セイヴァー以外のサーヴァントが持つのは非常にまれなスキルだが、 彼の場合は各地の英雄を討伐した逸話が有名であるため取得している。 勇猛:B 威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化する。また、格闘ダメージを向上させる。 ただし、バーサーカーとして召喚された場合は、その狂化によって勇猛さの意味を失っている。 【宝具】 『草薙剣』 ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1-5 最大捕捉:1人 ヤマトタケルが西国に向かう際、叔母から授かった剣。 スサノオがヤマタノオロチを倒して手に入れた「天の叢雲」と同一のものとされる。 後に「三種の神器」の一つとして祀られる剣であり、宿す神秘は非常に高い。 能力としては持ち主が危機に陥った際、ひとりでに動いて危機を払ってくれることがある。 また草を払って火から逃れたという逸話から、植物属性に特攻を持つ。 【weapon】 『草薙剣』 【人物背景】 行徳天皇の皇子。 まだ朝廷の権力が盤石でなかった時代、父の命により各地で反朝廷勢力を討伐して回った。 「日本最古の英雄」とも言われるが、父の言葉を取り違えて兄を殺してしまったり、各地の英雄を謀略で葬ったりと今の価値観では英雄らしからぬ逸話も多い。 複数の英雄の功績をまとめた架空の人物という説も有力だが、今回召喚されたのは紛れもなく「ヤマトタケル」として生きた青年である。 もっとも、バーサーカーとして召喚された今の彼に生前の面影がどれだけ残っているかは疑問だが。 【サーヴァントとしての願い】 とにかく全員ぶっ殺す! 【マスター】両津勘吉 【出典】こちら葛飾区亀有公園前派出所 【性別】男 【マスターとしての願い】 一生遊んで暮らせるだけの金。 【weapon】 「ニューナンブ」 警察官に支給される拳銃。 むろん非番の時に持ち歩くのは禁止されているが、公私混同の激しい両津はつい持ってきてしまった。 【能力・技能】 「頑強な肉体」 車にはねられてもかすり傷程度で済む。 非常に強力な免疫機能を持つため、病気にも強い。 至近距離で不発弾が爆発するくらいのことがあると、さすがに入院する。 「多彩な技能」 一流の寿司職人であり、射撃の名手であり、ゲームの達人であり……。 身につけた多種多様なスキルは、全て書こうとするとそれだけで本文を超える分量になるので割愛。 「欲望の塊」 欲望に非常に忠実であり、特に金銭欲は尋常でなく強い。 かつて神が欲望を抜き取ったときには、肉体に何も残らなかったほど。 【人物背景】 亀有公園前派出所に勤務する警察官。階級は巡査長。 M字を描く繋がった眉毛がトレードマーク。 短気で怠け者で金に汚いが、人情深い一面もある。 【方針】 聖杯狙い。ただし、マスターは殺さない。
https://w.atwiki.jp/infinityclock/pages/94.html
【聖杯戦争】とは、まさしく異常事態である。 しかし、人々の大部分はそれに気づくこともなく、平穏な日常を送っていた 「やだ……もうこんな時間。帰らなくちゃ」 「ええ……まだいいだろ。もっと遊ぼうよ。せっかく知り合ったんだからさー」 深夜の公園を歩く、ふたりの男女も聖杯戦争のせの字も知らない一般人であった。 胸元を強調するような服装をしている、若干『遊び馴れている』と感じる若い女性。"ギャル"という人種であろうか。 「今日はもう遅いし……う、うちに泊まるかい?家賃二十万もする良い部屋なんだぜ?」 その女を必死に誘おうとしている男は、不良と聞かれたらそうでもなく、異性の気を引こうと必死に着飾ったことが見てとれる『チャラ男』であった。 しかし、女の派手な化粧で着飾った顔には、自分を引き留めようとする男に対して『めんどくさい』と感じていることは明らかだった。 相手を気遣うような事を言っているが、その実視線はずっと自分の胸元を覗いていることに女はだいぶ前から気づいていたし、相手の期待していることに付き合う気もなかった そもそもこの男とは知り合ってまだ数時間もたっていない。 何かおごるからと、ぎこちなく自分をナンパしてきたので少し魔が差して、からからかい半分に付き合っただけであった。 「いや私たちまだそこまで親しくないし、とりあえず今日はごちそうさま」 「じ、じゃあ家まで送っていくよ。夜道はぶっそうだし」 男のしつこいアプローチに若干の鬱陶しさを感じながらも、返事を変えそうとして、立ち止まった。 「おい兄ちゃんよぉー……女がイヤがってんだろォー。てめーだけで帰れよ」 ふたりは眉を潜めた。如何にも悪い男ーー所詮『DQN』たちが絡んできたのだ 黒シャツにスキンヘッドの男が、虫か何かを払うように『シッシッ』と手を降っていた。シャツからみえ隠れするタトゥーが、否応なしに威圧感を感じてしまう 「女は俺達がちゃーんと……おいしく頂きますってか?」 「ギャハハハハ!!最高じゃんそれ!!」 太った体型のモヒカン男の言い回しに、何が面白いのか爆笑する金髪ピアスの男。女は予想外の自体に不安になり、横目で連れの男を見た。 「え……え……?」 男は固まっていた。 「兄ちゃん、とりあえずサイフとケータイ置いてきな。テメーはそれで見逃してやらあ」 「……はい」 何の蝶々もなくサイフとスマートフォンをスキンヘッドに差し出していた。その顔には恥じている様子はなく、諦めだけがあった。 「うわwwwwだっせwwww」 「へへ……貰っとくぜ」 さっきまで必死に食らいついていた女を守ろうともせず、その順丈な態度に男たちは爆笑した。女も呆れて侮蔑と軽蔑の眼差しを男に向ける。 「あんたってサイテー……」 「何いっているんだ!!僕がケンカしてケガすることを望んでいるのか!?」 「……は?」 「そ……そんな女だとは思わなかった!!見損なったよ!!」 女の額に青筋が浮かぶ。 あろうことか保身のために自分を売った矢先にこれである。不安よりもめらめらと怒りが湧き出てくる 「ははは、まー自己正当化しねーと、やってらんねーよな」 スキンヘッドもその物言いに苦笑していた。外見からして大した相手ではないと思っていたが、こうも弱腰だとは 「じゃあテメーはさっさと消えな!!」 モヒカンが男の襟首を掴み上げた。 弱者をいたぶる優越感を感じているのか、残虐な笑みを浮かべている。 情けない悲鳴をあげる男を尻目に、欲望にたぎった視線の中に微かな憐れみを含めたスキンヘッドが言った。 「なぁねーちゃん。こんな弱っちいヤローの精子なんか受け止めてやる必要ねーぜ」 ふと、そこで怪訝そうに眉を上げた。 いましがたやり取りを見ていた女が、固まっているのだ。口をあんぐりとあけ、自分達の背後を見ながら。 「あ?どうし……」 それが男の最後の言葉であった 呆然とするふたりの眼前に、それはいた。 異様な風貌の男だ。 がっしりとした骨太の体格に、溶接工のような服装をした怪人。 さきほどまでふたりを恐喝していた男たちは、その怪人の足元で屍を晒していた。 恐らく彼らも何が起こったのか理解できないままに死んだのだろう。 その顔には溶け合うようにして犬の死体が溶接されていた。 それに気づいた女が悲鳴を上げた。 男はどうかわからないが、すくなくとも女はすぐにこれをしたのがこの怪人だとわかった。左手にアーク切断機、右手に比較的新鮮な(腐敗していない)犬の死体を持っていたから ジャリ、怪人のブーツが地面を擦った。 「大丈夫か?」 そう問いかけてきたのは、怪人ではなかった。女は再度目を疑った。 怪人と肩を並べるように現れたのは、西洋鎧で全身を固めた女(スカートを着用していたのと声で判断)だったからだ。 その手には、人ひとり簡単に切り裂けるような処刑斧を携えていた。 自分の常識に真っ向から喧嘩を売るような自体に、女は固まる。 「あ……あの!!ありがとうごまっ、ごまいざした!!」 しかし男は違った。今回ばかりは 恐喝してきた悪漢を殺害した相手に、警戒よりも感謝の念を感じたのだ。 臆病な男はいいように男たちに従ってしまったが、やはり内心では相当悔しかったのかもしれない。男たちの不可解な死に明らかな喜びを感じていた。 怪人は立ち尽くし、鎧の女は兜越しに男を一別した。 「僕たち困ってたんです!!救ってくれてありがとうござい」 「うるさい」 そしてズバッ!!と首を跳ねた。 技術ではなく、純粋な筋力のみで振るわれた処刑斧は遺憾なくその切れ味を発揮し、男は死んだ。 ゴロゴロと地面に転がる生首には、何が起こったのかわからないといった驚愕の表情が張り付いている。 切断された大動脈から、一呼吸おいて鮮血が噴水のように吹き出る。側にいた女の顔にも飛びちり、悲鳴が上がった。 「なぜこんなことをするのか?理由は単純だ」 「こんなゴミどもがのさばるから社会が汚れる。だからそいつらを殺せば社会はよくなる。生きて人に迷惑をかけるクズよりも殺して生ゴミにした方がずっと有益だ」 「ゴミが人間的に成長するまでに何人の人間が被害にあう? 精液は出してもまたすぐ溜まるし、金を使えばなくなるんだぞ? そんか輩があちこちで性交し子種をばらまいてみろ…恐ろしいことになると思わないか?」 男たちの死体を、彼女は軽く足で小突いた。まるで汚物を扱うような仕草だ 「例えば……貧乏なくせに無計画に大家族を作り、国の保証にたかるような連中がいるだろう? 節度ある性生活を送る真っ当な納税者がその連中の尻拭いをしているこの世はおかしくないか? 誰も悪者になりたくないからがまんしているだけではないのか?」 足元の転がる生首を拾い上げる。 眼球が裏返り、白目を向いて口を開ける生首は妙に滑稽な表情だった。 「この男を殺したのはゴミを容認したからだ。女も満足にゴミから守れないならそもそもデートなどすべきではないのだ」 その生首を女に差し向けて、彼女は静かに問いかけた 「それを踏まえて、この男を殺した私を君は責めるかね?」 「せ……攻めません……!!」 女は鎧の女を肯定した。首を何度も横に降る。 「彼が私を売ろうとしたのは腹が立ったし…」 その答えに満足したのか、それまで緊張していた場の空気が弛緩した。 「そうか、ならいい……ところで、なぜお前は胸の開いた服を着ている?」 「え?」 瞬間、突如豹変した鎧に蹴り飛ばされた。 鳩尾に打ち込まれ、耐えきれずにその場で嘔吐する女。涙をにじませながら見上げると、それまでの穏やかな雰囲気など消し飛んでいた。 「とぼけるな!!お前はお前で自分の女体を見せびらかしていたんだろう!! そもそもお前もおかしいのだ、ケーキをそとに放置しハエが寄ってきたら文句を言う女がなァ~~~~~~!!!」 激昂したように女を糾弾する。その声は狂気に染まっていた。兜から覗く視線は、路上の汚物を見るような冷たいものだった 「お前はお前でこの男が安全かどうかに気を回すべきだった!!しかしどうでもよかったのだろう?この淫売がっ!!」 衝動のままに、先客の血に染まった斧を振り上げる。 「つまりィお前もこのゴミどもと同類ということだ~~!!」 ズバッ!!なんの弁解もする猶予もなく、女は男と同じく首を飛ばされた。 ◆◆◆◆◆ 「また一歩、正しいことができたな。バーサーカー」 公園の処刑から数時間語、早朝。 鎧を脱いだ少女は、マンションの自室にて側にたつ怪人ーーバーサーカーに話しかけた 「……」 バーサーカーは答えない。もっとも、彼が此方の問いかけに答えることなどマスターとなってから一回もないのだが 『ガーディアンズ』 自己を極限まで鍛え、そのパワーを用いて、理想とする正義と友愛を実現する、暴力をもって暴力を排除する中学生騎士団である かつては有志によるボランティア集団だったが、新リーダー就任により方向性が大きくかわり、不良の落書きを消す集団から落書き前に処刑する集団へと変貌した。 そしてその集団を率いていた元リーダーが鎧の女ーーネメシスである 「さて、と……」 ネメシスは眼前に山住となったステッカーに目を止めた。それは『GUARDIANS』と印刷されていた ガーディアンズの目下の活動内容はとてもシンプルだ。 『GUARDIANS』のステッカーの張られた相手を処刑する。それだけである 新リーダーによって販売されたステッカーは分かりやすく言えば「こいつは悪いやつだから死んだほうがいい」という証明書であり、それを張られたものはどんな人物だろうが死刑に値する。 突如として参戦してしまった聖杯戦争だが、ネメシスはこの場でもガーディアンズの正義を貫くつもりである 引き当てた英幽は狂戦士『バーサーカー』と言えども、ネメシスと同じく正義を執行する立場のものであったのは幸いだ。聖杯を狙うなら、恩義ある新リーダーに捧げるのも悪くはない コツコツと闇夜に紛れて活動していたのが効をそうしたのか、ネットではすでにネメシスのことや、意図的に流したガーディアンズの情報がちらほらとみえ始めていた。 「ーーここ横須賀に我らガーディアンズの正義を広めて見せる」 すでにネメシスは死体の身ではあるが、その信念は本物であった。若干、歪んではいるが…… 【クラス】 バーサーカー 【真名】 犬溶接マン@Hitman 【ステータス】 筋力B 耐久B 敏捷C 魔力E 幸運E 宝具C 【属性】 混沌・善 【クラススキル】 狂化:B バーサーカーの全ての行動原理は「犬の死体を悪人の顔に溶接する」ことに特化している 【保有スキル】 精神汚染:A 精神が錯乱しているため、他の精神干渉系魔術をシャットアウトできる。ただし、同ランクの精神汚染がされていない人物とは意思疎通ができない。 仕切り直し:C 戦闘から離脱する能力。また、不利になった戦闘を初期状態へと戻す。 【宝具】 『ドッグウェルダー』 ランク:B 種別:対人宝具 バーサーカーの「犬の死体を悪人の顔に溶接する」 という能力が宝具となったもの 属性:悪のサーヴァント、悪と分類されるNPC、敵マスターと対峙した場合、高確率で犬の死体を顔に溶接することができる。判定が出た場合相手は死ぬ。同ランクの幸運で対処可能 【人物背景】 溶接工のようなコスチュームを着込み、アーク切断機と犬の死体を持っているヒーロー。分類としてはヴィジランテに当たる。 能力は「犬の死体を悪人の顔に溶接する」こと。相手は死ぬ。 犬の死体は野良犬を罠に掛けて調達しており、必要に応じて予備も持ち歩く。 ヒーローである。 もう一度言うが、ヒーローである。ヴィランではない。 繰り返すが、あくまでもヒーローである。 素顔を見せるどころか喋ることすら一切なく、時にヒーローやチームメイト相手にすら襲い掛かるという完全なキチ……怪人のような有様でもヒーローである。 ちなみに活動拠点はゴッサムシティ。 つまりバットマンが活躍する裏で、彼も活躍している。犬を悪人に溶接して。 あと、彼が持っているのは切断機であって溶接機ではなく、溶接棒もないのだが、何故か犬の死体を溶接できる。 溶接した犬の死体も原型を留めているため、もう何かそういう超能力なのかもしれない。 【サーヴァントとしての願い】 ???? 【マスター】 ネメシス@血まみれスケバンチェーンソー 【マスターとしての願い】 正しいことを行う(今のところは新リーダーに献上する) 【weapon】 『処刑斧』 巨大な斧。一撃で首を跳ねることができるほどの切れ味 『鎧』 ガーディアンズの正装。 至近距離からの小型ミサイル直撃にも一回だけは耐えられるくらいの防御力を誇る 【能力・技能】 『改造死体』 分かりやすく言えばゾンビ。怪力で中々しぶとく、物理的に破壊でもしないと無力化は難しい。 【人物背景】 当初は町の掃除や独居老人の家を訪問したりなどの「ふつう」のボランティア活動を有志で行う善良な学生だったが、訪問しようとしていた老人のガス自殺に気づかず漏電による引火で巻き込まれる形で爆死。その後死体安置所から新リーダー「藍井ネロ」に引き取られ改造死体として復活し、以降は新生ガーディアンズメンバーとともに忠実な手下となる 母が男遊びに激しく、家に男が来ている間は夜中でも家に入れてもらえず、本人の語りから推測するにその時に性的ないたずらをされた可能性もある。この経験からやがて「汚い奴らを殺せるルールがあればいい」といった過激な思想を持つに至る。 与えられたルールにガチガチになるタイプで、特別扱いをひどく嫌う 【方針】 ガーディアンズとして活動し、ステッカーの概念を拡散し正義を知らしめる ルールを厳守しなおかつ活動の邪魔をしない相手なら同盟を組むのも選択にはいる 私利私欲のために聖杯を望むもの、とくに魂食いなどの"ルール違反"に手を染めている主従は、ガーディアンズの名において問答無用で抹殺する。ついでにステッカーを貼られた相手も抹殺する方針
https://w.atwiki.jp/infinitynet/pages/363.html
ここにLBX名を入力 メーカー フレームタイプ 基本装備 使用プレイヤー 概要 作中での活躍 ギャラリー 出典 概要 作中での活躍 ギャラリー 出典
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/6181.html
autolink() FZ/S17-056 カード名:狂乱の騎士 バーサーカー カテゴリ:キャラクター 色:赤 レベル:2 コスト:1 トリガー:1 パワー:8000 ソウル:1 特徴:《サーヴァント》?・《武器》? 【自】[このカードを控え室に置く]あなたのクライマックス置場に「堕ちた騎士の正体」が置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは自分の控え室のレベル2以下の《サーヴァント》?のキャラを1枚選び、このカードがいた枠に置く。 URRRRRRRRッ!! レアリティ:RR SR illust. ・対応クライマックス カード名 トリガー 堕ちた騎士の正体 扉